定着から飛躍へ。プロセッコが日常を彩る選択肢に

日本ではとにかく発泡性の飲料が人気だ。「ハイボール」も古くから存在し、RTD先進国としての日本の炭酸好きは各種の酎ハイをはじめ多くの選択肢を消費者に与えてきた。スパークリングワインについても、いまその市場構造に変化が生じ始めている。それこそが、ヴェネト州とフリウリ=ヴェネツィア・ジューリア州にまたがる北イタリアで造られる「プロセッコ」の存在だ。

クールクライメットで 今トレンドのワイン産地 ニューヨーク

ニューヨーク州といえば大都会のイメージが強く、ワイン造りが行われていることをご存じない方も多いだろう。しかし近年、非常に質が高く、冷涼気候由来の美しい酸とエレガントな果実感を備えたワインが生まれ、世界的に注目を集めている。サステイナブルな栽培で酸が高くアルコール度数が低いワインは、近年の食の健康志向とも相まってトレンドのスタイル。今年4月、ニューヨークワイン&グレープ財団が主催し、ニューヨークワインアンバサダーの別府岳則氏を講師にオンラインセミナーを開催。その魅力を紹介した。(text: Yoshimi Ban)

初登場から5年連続で最高評価を獲得「トルナトーレ」は南イタリア・シチリ...

ブーツの形をしたカルチョの国イタリアの、そのつま先が触れようとしている大きな島をシチリアと呼び、ここは南イタリアを代表する優良なワイン産地だ。中でも近年その名声を上げているのがエトナのワインであり、操業間もなくからワインガイドで最高評価を受けているワイナリー「トルナトーレ」だ。

品種も同じ、製法も一緒。メガヒットの中にある差別化と“プロセッコの核心”

2018年の生産量はDOCだけでも4億6400万本。2019年も引き続き過去最高を更新することが確実視されている北イタリアのスパークリングワイン、プロセッコ。山岳地帯のDOCGエリアと合わせると6億本に及び、今年の収穫分から認定される見込みのロゼを合わせると確実に6億本を超えるという“メガ・プロダクション・エリア”だ。それは「世界で最も多くのファンを持つスパークリングワイン」とも言い換えられる。

The Capitol Bar(ザ・キャピトルホテル 東急/東京・永田町)

日本の中枢機能が集中する永田町で、2010年に開業したザ・キャピトルホテル 東京は昔も今もこの地のシンボルマークだ。インテリアからは前身のキャピトル東急ホテルと「李白バー」の記憶が心地よくよみがえる。プライベートな空間を大切にするホテルの姿勢は、専用のエレベーターもしくは階段でのアクセスに表れている。

Captain’s Bar(オーセントホテル小樽/北海道・小樽)

北海道に行ったら、小樽に足を延ばしてここで飲み、泊まることをお勧めしたい。 バルト海クルーズを思わせる豪華客船のしつらい。銘酒の数々と、国内外のカクテルコンペティションで優勝・入賞を重ねてきたバーテンダーによる唯一無二の一杯に、思わず時間を忘れてしまう。それがオーセントホテル小樽のメインバー「キャプテンズ・バー」だ。

世界一愛されるスパークリングワイン「プロセッコ」をオンリストすべき七...

 2018年の総生産量は4億6400万本。フランスのシャンパンやスペインのカバを大きく引き離し、世界で最も多く飲まれているスパークリングワインがある。イタリア最大のワイン産地でもあるヴェネト州とその東、オーストリアとスロベニアに接するフリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州で造られる「プロセッコ」だ。