日本でも昨年から本格的に再開された、プロセッコDOCのイベントやプロモーション。6億を超える生産本数のうち多くをイタリア国外に輸出しているプロセッコは、日本以外でも積極的なプロモーション活動が展開されている。2022年秋には、香港でも初めてとなる「プロセッコ DOC × レストランキャンペーン」が開催された。市内のホテルやレストランと協力して、イタリアを象徴する食前酒と食文化を香港に広めている。
ラインナップを代表するのは、香港のレストラングループ「Maximal Concepts」の「Limewood」と「Sip Song」。 マルコポーロ香港ホテルの「ジャンド」と「クチーナ」を含む受賞歴のあるイタリアンレストランや、ミシュランの星を獲得した姉妹レストラン「オクタヴィウム」など。11月下旬から 12月上旬まで、キャンペーンに参加した各店でプロセッコDOC と組み合わせた特別な前菜メニューが提供された。
また、ロンドンでは23年11月に2周年を迎えた大型ショッピングセンター「Westfield Stratford City」内にプロセッコカフェが営業されており、ここでは各種のプロセッコDOCとプロセッコと親和性の高いアペリティーヴォが楽しめるという。
日本でも2023年秋にオープンしたホテル「ロイヤルパークキャンバス銀座コリドー」内にプロセッコバーがオープン。またこの夏にも銀座で新たにプロセッコバーが開業する予定がある。国内外におけるプロセッコとの接点に引き続き注目したい。
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