英国から注視されるプロセッコのアジア市場(2024 Prosecco DOC monthly #...
イギリスの飲料専門誌『Drinks International』では、日本におけるプロセッコ市場の可能性が説かれている。 筆頭編...
イギリスの飲料専門誌『Drinks International』では、日本におけるプロセッコ市場の可能性が説かれている。 筆頭編...
北イタリアが造り出す世界でもっとも飲まれているスパークリングワイン「プロセッコDOC」に特化したカクテルブックがオンライン限定で公開された。 日本で初めてのプロセッコバー「MARTINOTTI Prosecco Bar & Caffè」(マルティノッティ株式会社=東京都中央区)は2022年からプロセッコに特化したオンラインカクテルブック『Cocktail DOC | Creation with Prosecco DOC』を制作。初年度に24作品を62ページにわたり紹介したのを皮切りに、作品数は3年で60種類、ページ数は130に及んだ。カクテルはマルティノッティのオーナーバーテンダーでプロセッコDOC保護協会のアンバサダー、長嶋宏明がレシピを考案。バーテンダーであるとともに酒類・飲料のジャーナリストとしても活動する長嶋が自らカクテルを撮影、執筆・編集している。
プロセッコDOC保護協会は8月1日から31日まで、プロセッコのさらなる認知度アップを目指したオントレード、オフトレード双方におけ...
プロセッコの楽しみ方は自由だ。ワインであるにもかかわらず自由に創造できるのが、プロセッコの魅力の一つ。桃とスパークリングワインのカクテルとして広く知られる「ベリーニ」はプロセッコがベースであり、ヴェネツィアのハリーズ・バーで、1948 年に当時のオーナー、ジュゼッペ・チプリアーニ氏(1900- 1980)がルネッサンス期の画家、ジョヴァンニ・ベリーニの展覧会の際に創作したと言われている。
プリミティーヴォの一大生産地として知られるイタリアのプーリア州のCantine LIZZANO(カンティーナ・リッツァーノ)が主催し、5月にプレゼンテーションディナーを開催。同社のGiuseppe Gonnella(ジュゼッペ・ゴッネッラ)氏が来日し、日本におけるイタリアワインのパイオニアである林茂氏がナビゲーターとなった。
5月に行なわれたプロセッコDOCキャンペーン「渋谷プロセッコDOCガーデン」では、3日間で23種類のプロセッコが提供された。ここ...
コロナ期を経て、日本においてプロセッコDOCは消費者向けの活動にも舵を切り始めた。プロセッコDOC保護協会は、東京・渋谷の渋谷キャストガーデンを会場に「渋谷プロセッコDOCガーデン」を5月4日から6日の3日間にわたり開催した。
今年に入り、プロセッコDOCによる品質保護活動はより強化された様子が見られる。日本で最初のプロセッコバーであるMARTINOTTI Prosecco Bar & Caffè(東京都中央区)では、2月に入り協会によるメニューの掲載内容確認が行なわれた。
世界的な拡大を続けるプロセッコ市場において、そのキャンペーンを司る協会の取り組みは多岐にわたる。各国にプロセッコを知らしめる一方で、協会はその名の通りプロセッコDOCを保護する役割を担っている。その一つに、模倣品や不適切な商標への監視と排除がある。
海外におけるプロセッコの認知度は、日本よりはるかに高い。国内外の往来が正常化した昨年以降、日本への外国人旅行者数は大幅に回復し、コロナ前を上回るとも予想されている。日本を訪れる旅での道中、プロセッコやプロセッコカクテルの代名詞的存在「アペロールスプリッツ」でリフレッシュするという光景は容易に想像できる。
世界で最も多く消費されているスパークリングワインとして、日本でもプロセッコのポジションは確かなものになろうとしている。生産地を象徴する丘陵地帯は2019年にユネスコ世界遺産に登録され、20年にはプロセッコDOCロゼの生産も承認され、21年から本格的な流通が始まった。いまやロゼスパークリングワインの中でも、プロセッコは最大規模のカテゴリーになろうとしている。
1435年から25代続くマッツェイ社は、スーパータスカンのレジェンドワイナリーの一角を担うワイナリー。ここで育まれる2種類のワインを試飲するセミナーが昨年12月12日、林茂氏が代表を務めるソロイタリアによって開催。東京・青山のリストランテ アクアパッツァで、同社のエクスポートマネージャー、アンナ・パクレ氏がスーパータスカンの魅力を語った。
2023年11月、イタリアのウンブリア州のワイナリー、マードレヴィーテ社は日本でのプレゼンテーション・ディナーをアンジェロコート東京にて開催。今回マードレヴィーテ社の来日はなかったが、日本におけるイタリアワインの先駆者、林茂氏(ソロイタリア代表)によるレクチャーでイベントが行われた。
近年ではその潜在能力と質の高さでピノ・ネッロが大注目されている、北イタリアのワイン産地オルトレポ・パヴェーゼ。9月に同協会のディレクターとガンベロ・ロッソの編集長が来日。宮嶋勲氏とともにプレゼンテーション・セミナーとプレス・ディナーを開催した。
ボスコ・デル・メルロ プロセッコ DOC ミレジマート 2022 ブリュット コル・デ・マール プロセッコ DOC ミレジマート...
今年7月にブルゴーニュワイン委員会は「シャブリとアートが出会うとき」と題し、マスター・オブ・ワインの大橋健一氏による、シャブリセミナーを開催。さらに多くのアーティストがシャブリをイメージする作品を競う、シャブリワインアートアワードのコンクールを開催し受賞者が表彰された。シャブリのを深く知るセミナーは非常に興味深く、その魅力を実感した。
新宿三丁目に1週間限定で、プロセッコDOC30種類を揃える「プロセッコバー」が出現した。伊勢丹新宿店は9月20日~26日、同店に...
イタリアのアブルッツァ州キエーティを中心に、ビオディナミのワイナリーを展開するアンティーカ・テヌータ・ピエトラモーレ社。7月にオーナー夫妻が来日し、林茂氏代表のソロイタリアがプレスディナーを開催した。いまやビオディナミはワイン選びのひとつのキーワード。そこには生産者の哲学と信念が宿る。
イタリアのヴェネト州よりプレミアム アマローネを造る「カンティーナ ヴァルポリッツェッラ ネグラール」の生産者が来日。 林茂氏が代表のソロイタリアが運営し、リストランテ・アクアパッツァにてプレスディナーを開催。
プロセッコDOC保護協会が、2026年に開催される冬季オリンピックおよびパラリンピック、ミラノ・コルティーナ ダンペッツォ(以下...
6月にキアンティ・クラッシコ協会主催のプレス・イベントが開催された。協会からマーケティング・コミュニケーション・マネージャーの...
プロセッコDOC保護協会は、日本における2023年のプロセッコキャンペーンを8月に開催すると発表した。このキャンペーンは2017...
日本でも昨年から本格的に再開された、プロセッコDOCのイベントやプロモーション。6億を超える生産本数のうち多くをイタリア国外に輸出しているプロセッコは、日本以外でも積極的なプロモーション活動が展開されています。
プロセッコDOC保護協会は、2023年3月7日~10日に開催されたアジア最大級の国際食品・飲料総合展示会FOODEX JAPAN2023のイタリアパビリオンに出展し、12ブランド23銘柄のプロセッコDOCを展示紹介しました。
2023年3月に東京ビッグサイトにてFOODEX JAPAN2023が開催され、フランスブースを訪れた。今年初出展となり話題を集めたフランスの注目ワイナリーをご紹介しよう。
1855年にソーテルヌ格付け第一級シャトーに認定。その後も完全有機栽培、醸造設備の近代化、辛口スタイルの生産などを実践して高い質を維持し続け、フィネスとエレガンスを備えた気品あるスタイルが魅力のシャトー・ギロー。
2022年のプロセッコDOCの生産量は6億3850万本に上った。21年度から量にして1.8%の増加、推定価値は30億ユーロを超えると伝えている。国別シェアでは米国が前年より5.8%の成長で英国を抜き、1億3400万本以上が輸入された。英国も3.5%増加の1億3000万本。2.8%増の4600万本でドイツが続き、実はフランスもプロセッコにとって4位となる輸出先。
日本ではロゼワインは桜の季節に飲むものとして認知は広まったが、世界的にはすでにロゼはブームを越えて定着したものと考えられている。プロセッコDOCもその波に乗り遅れることなく、2020年からプロセッコ ロゼの製造・販売がスタートし、日本では本格的には21年春から出回った。
ヴィニタリーのほか欧州で多くの展示会やイベントの開催を手掛けるVeronafiereは、4月2日~5日に開催するヴィニタリーを紹介するプレビューディナー「Vinitaly Roadshow」を東京・表参道のレストラン「リストランテ イタリ アーノ エトゥルスキ 」で2月21日(火)に開催した。
ひと言で和食と言っても多種多様、同様にワインも産地で一括りにできない楽しみがある。イタリア北部、ヴェネト州ヴェローナで造られるソアーヴェワインもその代表的な一つだ。 『和食で愉しむイタリアワイン』(万来舎)をはじめ数多くのイタリア関連の著書がある林茂氏が代表を務める㈲ソロイタリアは昨年末、ソアーヴェワインと日本料理の相性の良さを知らしめるディナーを開催した。
新型コロナを乗り越えて、世界でもっとも親しまれているスパークリングワイン「プロセッコDOC」は2023年も人びとの、日々の暮らし...
シチリア島南端、世界遺産にも登録されている美しい街ラグーザの北にて、家族経営でユニークなワイン造りを行うグリエリ(GURRIER...
イタリアワインの魅力のひとつには土着品種の多彩さがある。その地域に古くから根づき脈々と受け継がれて栽培してきた土着品種が、数多く...
イタリアを代表する白ワインといえば、真っ先にソアーヴェを思い出す人も多いだろう。ソアーヴェは、ヴェネト州でロミオとジュリエットの舞台で有名なヴェローナの街から東に約50kmに位置するソアーヴェ地区で造られる。
20ある州すべてでワイン造りが行なわれているイタリアは、おのおのがご当地の自慢のワインに誇りを持ち、作り手も飲み手も地元愛にあふ...
日本ではとにかく発泡性の飲料が人気だ。「ハイボール」も古くから存在し、RTD先進国としての日本の炭酸好きは各種の酎ハイをはじめ多くの選択肢を消費者に与えてきた。スパークリングワインについても、いまその市場構造に変化が生じ始めている。それこそが、ヴェネト州とフリウリ=ヴェネツィア・ジューリア州にまたがる北イタリアで造られる「プロセッコ」の存在だ。
※商品名、容量の後の括弧内は1リットルあたりの残糖量 ANTONIO FACCHIN & FIGLIアントニオ・ファッキ...
ニューヨーク州といえば大都会のイメージが強く、ワイン造りが行われていることをご存じない方も多いだろう。しかし近年、非常に質が高く、冷涼気候由来の美しい酸とエレガントな果実感を備えたワインが生まれ、世界的に注目を集めている。サステイナブルな栽培で酸が高くアルコール度数が低いワインは、近年の食の健康志向とも相まってトレンドのスタイル。今年4月、ニューヨークワイン&グレープ財団が主催し、ニューヨークワインアンバサダーの別府岳則氏を講師にオンラインセミナーを開催。その魅力を紹介した。(text: Yoshimi Ban)
東京にて2月に、キアンティ クラッシコ アンバサダーでイタリアワインジャーナリストの宮嶋勲氏が講師となり「キアンティ クラッシコ リゼルヴァ2009 熟成が醸し出す陰影」と題するセミナーを開催。13年の時を経て気品と深みを増したキアンティ クラッシコの魅力を堪能した。
「グロッタロッサ」は、シチリア島アグリジェント近郊の緑豊かな山間部に位置する、1992年創業の家族経営のワイナリー。ソロイタリアの林茂代表は「シチリアでは情熱ある素晴らしいワイナリーが次々と生まれているので、益々注目してほしい」と太鼓判を押す。
ブーツの形をしたカルチョの国イタリアの、そのつま先が触れようとしている大きな島をシチリアと呼び、ここは南イタリアを代表する優良なワイン産地だ。中でも近年その名声を上げているのがエトナのワインであり、操業間もなくからワインガイドで最高評価を受けているワイナリー「トルナトーレ」だ。
日本ホテルバーメンズ協会は11月15日と16日、同協会のバーテンダー日本一を決める競技会「第32回H.B.A.クラシック 創作カクテルコンペティション チャンピオンシップ 2021」を名古屋東急ホテルで開催。The Okura Tokyoの中野賢二氏が総合優勝、グランプリに輝いた。
※ワイナリー名に◎が付いているのはプロセッコ月間参加ワイナリー※商品名、容量の後の括弧内は1リットルあたりの残糖量 ◎ANTON...
プロセッコDOCの全国レストランキャンペーン「Mese del Prosecco DOC」(プロセッコ月間)が参加店を募集中 2...
桜の季節に向けてワインを選ぶなら、清々しい初物を勧めたい。世界で最も多く飲まれているスパークリングワイン「プロセッコ」は昨秋か...
イタリア・ヴェネト州トレヴィーゾに本部を置くプロセッコDOCワイン保護協会は、例年8月の開催し、今年は延期していたレストラン・バー業態における全国キャンペーンを11月21日から年末まで開催すると発表した。
イタリア・ヴェネト州トレヴィーゾに本部を置くプロセッコDOCワイン保護協会は5月21日、スパークリングワインを主とするプロセッコDOCのロゼタイプの導入案を含む、プロセッコDOCワインの製造規定の修正に関する提案が、同国農林水産省のワイン委員会で満場一致で承認されたと発表した。
2019年7月にユネスコ世界遺産に認定された北イタリアのワイン、プロセッコの産地。抜群の供給力を発揮する協同組合と高いブランド力を発信する唯一無二の味わい、ホスピタリティーも魅力のファミリーワイナリーの三者三様を紹介する。
2018年の生産量はDOCだけでも4億6400万本。「世界で最も多くのファンを持つスパークリングワイン」とも言い換えられる、北イタリアのスパークリングワイン、プロセッコ。
2018年の生産量はDOCだけでも4億6400万本。2019年も引き続き過去最高を更新することが確実視されている北イタリアのスパークリングワイン、プロセッコ。山岳地帯のDOCGエリアと合わせると6億本に及び、今年の収穫分から認定される見込みのロゼを合わせると確実に6億本を超えるという“メガ・プロダクション・エリア”だ。それは「世界で最も多くのファンを持つスパークリングワイン」とも言い換えられる。
札幌プリンスホテル28階の「スカイラウンジ トップ オブ プリンス」は、札幌を眺める夜景スポットだけではない魅力がある。夜景に背を向けたカウンターで飲むカクテルも格別な、地元客に愛される最上級のバーだということも知っていて損はない。
日本の中枢機能が集中する永田町で、2010年に開業したザ・キャピトルホテル 東京は昔も今もこの地のシンボルマークだ。インテリアからは前身のキャピトル東急ホテルと「李白バー」の記憶が心地よくよみがえる。プライベートな空間を大切にするホテルの姿勢は、専用のエレベーターもしくは階段でのアクセスに表れている。
2018年7月にオープンした「BAR KANADE」は佐藤泰代氏が構えたオーセンティックバー。札幌グランドホテルに勤め、ホテルバーテンダー最高峰の大会「HBAクラシック創作カクテルコンペティション」の女性唯一の優勝者だ。店名はその優勝カクテルを冠した。
関西随一の腕前を持つ女性フレア・バーテンダーが心斎橋にいる。「カクテル&ダイニング オンス」の神村美幸氏は、2010年に行なわれた世界最高峰の大会「レジェンド」のプロ部門4位に輝いた。体力差も大きく作用するフレアで、並み居る海外の強豪に肩を並べた女性フレア・バーテンダーはほかにいない。
スピリッツの雄といえばこの男を措いて誰がいようか。江刺浩治氏がオーナーバーテンダーを務める「スピリッツ バー サンフェイス」は店名通り、テキーラやラム、ジンやウオツカに特化したバー。ホセ・クエルボ社のバーテンダー・コンペティション世界大会で優勝、ラムの大会でも世界へ渡った歴戦の強者だ。
カクテルをクリエイトする誰もが慕い、一度はここを訪れる。「岐阜をカクテルの聖地、カクテル・ツーリズムの目的地に」と県知事さえも期待を寄せた。岐阜の「バロッサ コクテリエ」は、カクテルに親しむ人びとにとっての聖地のようなバーだ。
水がきれいなことからうなぎ屋が多く、それゆえ“水の都”とも呼ばれる静岡・三島。「バー ユモト」は市街地を流れる源兵衛川に面したオーセンティックバー。ガラス張りの店内からは、清流と四季のうつろいが感じられ心がなごむ。
三島は何かとイタリアに関するものが多い。街のサイズにしてはイタリアンレストランやワインバーが多く、一晩で2軒、3軒と飲み歩く人も少なくないようだ。そんな外食好きの三島市民が気軽に立ち寄る存在なのが「ビアリッツ カフェ」だ。
横浜は日本のバー文化発祥の街だ。田村誠氏がオーナーバーテンダーを務める「バー・ブリリアント」は、繰り出されるカクテルはもちろんだが神奈川きっての飲食店街、野毛ならではの絶妙な距離感が楽しい。
ワインに加え、リキュールやスピリッツ、カクテルでも多彩な文化を持つイタリア。イタリア大使館貿易促進部は「BAR&it」のオープニングパーティーとして11月18日に「BAR&it イタリアン カクテル ナイト」を、東京・銀座のPLUS TOKYOにて開催した。
新宿駅西口を出て新大久保方面に、外国人観光客にも人気の思い出横丁を脇目に進めば、超一流のカクテルを空間にたどり着く。「バー カクテルブック 新宿」は、京王プラザホテルで活躍した岡村朗氏が開いたバーだ。
古くは石田三成や井伊家、現代では「ひこにゃん」など想起する言葉に欠くことのない滋賀で、バーとカクテルなら彦根の「サロンバー・シスル」を勧めたい。オーナーの宮下純は2017年に行なわれた、シガーに合うカクテルを提案するコンペティションでも初代優勝者の栄誉を勝ち取った実力者だ。
ホテルバーテンダーの日本一を決める大会で最も多くのチャンピオンを輩出した名門といえば、東京・新宿の京王プラザホテルに他ならない。総レンガ造りの内壁と高い天井、広々としたフロアに高い背もたれのチェアとどれもがホテルバーとしての高い拡張と荘厳さを感じさせてくれる。
世界を旅するバーテンダーが待つカウンターが大分県の日田にある。「バー・イフ…」のオーナーでANFA会長を務める江田毅寿氏は、フレア・バーテンディングを黎明期から支えてきた人物。ボトルを手の甲に乗せる「ハンドバランス」の連続技で観衆を沸かせてきた。
日本に来た外国人を、日本酒や和食のほかに何でもてなすか。答えに困ったら、西新宿を目指すといい。「ベンフィディック」はいま、国内外を通して最も良く知られるバーの一つだ。
近代のバー文化を築いた一人を挙げるとしたら、このバーテンダーも外せない。1990年代から、日本にフレア・バーテンディングを根付かせた立役者が北條智之氏だ。初代の日本チャンピオンであり、現在もANFA名誉会長を務める。
「人生にカクテルを」。 カクテルコーディネーターの工藤正基氏が織りなすのは、目にも鮮やか、香り高く美容と健康にいいカクテルの数々だ。JR津田沼駅から徒歩7分のところにあるバー「スウィート カヴァカヴァ」は、そんな工藤氏の創造性が同業者からも敬愛されている。
愛知・三河安城駅からほど近くの「カーテンコール」は、ハイセンスなマジックとカクテルに感動できる“ステージ”だ。ヘッドバーテンダーの垣内亜希氏は近年のカクテルシーンで存在感を高めており、Yuya Kakiuchi氏は年間で600ものステージに上がる人気アーティストだ。
国内はもちろん、ローマやナポリでもカクテルショーやセミナーの実績がある「The FLAIR BAR」代表の宮崎理彦氏。その姿はまさに「ザ・フレア・バーテンダー」だ。 カクテルの街、宇都宮はこのバーがある限り進化する。
大阪(梅田)駅から離れずに、本格的にお酒を楽しみたい。そんな時には大阪新阪急ホテルが良いだろう。駅直結の抜群のロケーションにあり、カクテルはもちろんウイスキーやワイン、つまみもふんだんに揃うこのバーも、多くの名バーテンダーを輩出してきた。
今やカクテルの街として知られる青森県八戸市。存在感を高めてきた八戸の歩みと共にあると言ってよいのがSHADOW BARであり、オーナーバーテンダーの岡沼弘泰氏だ。
ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町の吹き抜けのロビーと広がる景色に心がときめいたら、眺望を背に「ザ・バー イルミード」にも歩み入ってほしい。紀尾井町でとびきりの一杯を求めるなら、隠れ家のようなこのバーも、最高の大人の楽しみなのだから。
カクテルラウンジ・バー「スカイギャラリーラウンジ レヴィータ」は、ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町を象徴する空間。バックバーの景色には圧倒的なスケール感があり、特製の炭酸氷やオリジナリティ豊かなメニュー構成で、ここにしかない体験を提供している。
都内最高の高さを誇るビルに位置するザ・リッツ・カールトン東京の45階。イタリアのリキュールやヴェルモット、スピリッツが揃う「ザ・バー」で味わっておきたいのが「エイジング ネグローニ」だ。カンパリやアマーロ・ビターズを特製の釜で熟成させた、マイルドビターなオリジナルのネグローニがここにある。
中部地方最大のターミナルである名古屋駅。名古屋マリオットアソシアホテルで、2014年に「第29回 H.B.A. CLASSIC 創作カクテルコンペティション チャンピオンシップ」でグランプリに輝いた福手進介氏が勤めるメインバー「エストマーレ」は特別な空間だ。
ローマの名所を店名に冠した、イタリアを思わせるそのバーはホテルの中にある。吹き抜けのアトリウムが美しい館内には随所にヨーロピアンエレガンスが漂い、2階のメインバー「フォンタナ ディ トレビ」では、異国情緒たっぷりの石壁の内装などとともに、ローマの古城を訪れたような感覚に浸れる。
料亭によるバーでイタリアを。三井ガーデンホテル日本橋プレミア9階の加賀料理「日本橋浅田」に隣接するオーセンティックバー「松」では、カクテルコンペティション優勝・入賞経験豊富な冨士原希氏のカクテルが楽しめる。
目黒に行けば、世界一の称号を持つバーテンダーに会うことができる。「Garden」はフレア・バーテンダー世界チャンピオンに輝いた金城光浩氏がヘッドバーテンダーを務めるバー。今でも取材やショーへの出演依頼が絶え間なく続く“プレーイング・レジェンド”だ。
顧客に寄り添うバーとして、これほどのきめの細かさはあるだろうか。そんなバーがあるのは大森駅から“SLのある公園”に向かう途中のビルの2階。地元出身のオーナーバーテンダー、宮崎優子氏は女性バーテンダーとして業界の最前線を走ってきた。
JR恵比寿駅から駒沢通りを代官山に向かうのぼり道の途中、ビルを5階に上がったバーには、オーセンティックバーのときめきがある。恵比寿からも代官山からも5分ほどの距離にあるバー・ノアールは、代表の斎藤猛氏の経歴にたがわぬラグジュアリーがそこにある。
8路線が行き来する巨大なターミナルの東京・池袋駅西口から徒歩3分、JR東日本ホテルズの旗艦ホテルであるホテルメトロポリタンのダイニング&バー オーヴェストには、25階からの眺望とカクテルのきらめきがある。ダイニングゆえ、ワインの品ぞろえも豊富だ。
バーにあるイタリアを探すとしたら、ここに来ればお酒以外にもさまざまな楽しみを発見できるに違いない。JRと東京メトロの四ツ谷駅からほど近く、「ティグラート」はカクテルだけでなく、ジェラートやコーヒーも本物を頂ける新しい文化の発信基地だ。
京都駅で時間が空いたなら、バーでひと息つけばいい。駅直結のホテルグランヴィア京都は、駅を行き交う人に最適な場だ。コンコースのにぎわいからエスケープして、ゆったりと過ごせる隠れ家のようなメインバー「オルビット」はロビーの奥にある。
日本のカクテル文化において、奈良は今や一つの観光デスティネーションだ。渡邉匠氏が支配人を務める「THE SAILING BAR」は独創性のあるカクテルが評判だ。カクテル「LUNGA VITA」はイタリア語で“長く続く人生”を意味するカンパリベースの一杯。
東京・銀座8丁目で女性2人で営業するバーの名は、“前進する”“気軽にどうぞ”を意味するイタリア語。「明日を元気に迎えられるように、アットホームで癒される空間作りを目指しています」と岡崎ユウ氏が語る通り、初めて訪れてもそう感じさせない空気感がある。
「晴れの国×くだもの王国」というほどに、岡山は見所の多い街だ。10月で24周年を迎えたBAR Stellaも、この地を訪ねたらぜひ立ち寄りたいバーである。店主の今田俊則氏は、「PBO 全国バーテンダーズ・コンペティション 2019 MVBカップ」で総合優勝した実力者だ。
北海道に行ったら、小樽に足を延ばしてここで飲み、泊まることをお勧めしたい。 バルト海クルーズを思わせる豪華客船のしつらい。銘酒の数々と、国内外のカクテルコンペティションで優勝・入賞を重ねてきたバーテンダーによる唯一無二の一杯に、思わず時間を忘れてしまう。それがオーセントホテル小樽のメインバー「キャプテンズ・バー」だ。
岡山という街にはバーの名店が数ある。駅から商店街を抜け、西川を渡ったところにある「Bar Maeda」もその一つ。店主の前田農(みのり)氏はコンペティションへの出場、入賞歴もあり、岡山の旬のフルーツを使ったカクテルが人気だ。月ごとのカクテルもユニークで、クリエイティブなカクテルが楽しめる。
良いBARがある街は、良い街だ。 静岡・掛川の住宅街にひっそりとたたずむRINGOKANこそ、隠れ家バーと呼ぶに相応しい。カクテルコンペティション、地元活性化の一方で、掛川グランドホテルのチーフバーテンダーも兼務する篠原恒治氏。挑戦をやめない男のもてなしは笑顔が絶えず、しなかやだ。
銀座8丁目、中央通りのビル3階にオープンしたオーセンティックバー。オーナーバーテンダーの藤澤倫顕氏は、銀座の名店「セント・サワイ・オリオンズ」で腕を磨いた。独特のシェーキングで繰り出すクラシックカクテル「ネグローニ」をはじめカクテルが秀逸。
イタリア55番目の世界遺産 ユネスコ世界遺産登録の採否を決める第43回世界遺産委員会が6月30日から7月10日の間、アゼルバイ...
2018年の総生産量は4億6400万本。フランスのシャンパンやスペインのカバを大きく引き離し、世界で最も多く飲まれているスパークリングワインがある。イタリア最大のワイン産地でもあるヴェネト州とその東、オーストリアとスロベニアに接するフリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州で造られる「プロセッコ」だ。
2018年の総生産量は4億6400万本。フランスのシャンパンやスペインのカバを大きく引き離し、世界で最も多く飲まれているスパー...
A View from the City
日本におけるイタリアワインが隆盛とも飽和とも言われている中で、ソアーヴェワインがにわかに販売量を増やしている。2013年から日本で行なわれているバイ・ザ・グラス キャンペーンも順調に参加店を伸ばしているばかりでなく、5年目に入った昨年も販売量は22%増加、参加店も前年から41%の増加と勢いは顕著だ。