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ソアーヴェの最高峰「カンティーナ・デル・カステッロ」プレゼンテーション・ディナー開催

イタリアを代表する白ワインといえば、真っ先にソアーヴェを思い出す人も多いだろう。ソアーヴェは、ヴェネト州でロミオとジュリエットの舞台で有名なヴェローナの街から東に約50kmに位置するソアーヴェ地区で造られる。イタリア語で”甘美”を意味するように、非常に高品質でフレッシュ、気品と調和に優れたワインが生まれている。その中でも特に優れた生産者であるカンティーナ・デル・カステッロ(Cantina del Castello、輸入元:大榮産業)のワインを和食とともに楽しむプレゼンテーョン・ディナーを神田明神下みやびにて開催。当日はイタリアワインスペシャリストの林茂氏が、和食とソアーヴェとの楽しみ方を伝えた。

ソアーヴェ城内に醸造所をもつ歴史あるカンティーナ

城の中にあるカーヴや展示物は美術館と見紛う由緒あるワイナリー
ソアーヴェ城の外観。現在も古城と城壁、そしてワインの街として知られる

ミネラルが豊かで深みあり、畑の個性を活かした高品質ワインを生むカンティーナ・デル・カステッロは、ソアーヴェの古城にルーツをもつ歴史あるカンティーナ。現在も城の中にカーヴや醸造所を備える由緒ある生産者だ。畑もソアーヴェの丘標高250mの最上位の陽当たりのよい斜面にあり優れた環境に恵まれている。土壌は火山性で石灰の混じる玄武岩土壌。そのため非常に酸とミネラルが豊かで美しく、芯の通った気品あるソアーヴェを生む。2019年にはマルコ・カルレッソ氏が新オーナーに就任。醸造施設を刷新し、栽培においてはより環境保護をめざして2022年から有機栽培を行うプロセスも開始した。

フレッシュな酸と豊かなミネラル感が和食と好相性

当日試飲したソアーヴェはクリュの特級畑と甘口を含む以下の3種。気品があり個性も豊かで非常に素晴らしかった。当日は柑橘酢で食すハタのお刺身、甘鯛やエビや銀杏の天ぷら、マグロや鯖の寿司、わらび餅などの和食とマリアージュ。林茂さんは「フレッシュで、ミネラルと酸が豊かで、ナチュラルな果実感のソアーヴェは、季節の素材を活かした和食に大変よく合う。ソアーヴェはイタリアンだけでなく、和食ともぜひ楽しんでほしい」と語った。

 

個性豊かで気品あるワイン&合わせた和食

ソアーヴェ・クラッシコDOC 2020

石灰が混じる玄武岩土壌で、南東向きの日当たりのよい斜面の畑から生まれる。ミネラル豊かでキレがあり伸びやかな酸をもち、ドライで美しい余韻が続く。温度が上がってもぶれない骨格の強さも感じられる。ガルガーネガ90%に、あえてトレッビアーノ10%をブレンドすることで伝統的なソアーヴェのスタイルを守った造り。

合わせた和食:真ハタの薄造りのお刺身はポン酢とワインの豊かな酸味が好相性。塩で食した巻海老の天ぷらとも相性がよく、ワインのミネラルと余韻までよく溶け合っていた。

ソアーヴェ・クラッシコDOC プレッソーニ 2018

プレッソーニは2019年に認定された33のクリュのひとつで単一畑のワイン。色調は黄金色に近く味わいは非常にエレガント。しっかりとした辛口で旨味を伴った豊かな果実感も心地よい。ゆっくりと丁寧にソフトプレスし60%を搾汁。新オーナーはシュールリーを以前より長く12カ月行っている。そのため複雑性が増して旨味が豊かになり、非常にまろやかで深みのある味わい。

合わせた和食:甘鯛の松笠揚げ鳴門金時の天ぷらはワインの旨味と好相性。鯖の棒寿司や本鮪の寿司ともよく合い、生魚とソアーヴェの好相性を実感。

レチョート・ディ・ソアーヴェ・クラッシコDOCG コルテピットーラ

9月中旬に収穫した単一畑プレッソーニの畑の葡萄を、翌年2月まで陰干しし貯蔵庫で乾燥。十分に甘みを増した葡萄をソフトプレスした甘口ワイン。苦味なく酸が穏やかで美しくとても気品ある深い味わい。

合わせた和食:わらび餅との絶妙な相性に驚く。蜂蜜やドライアプリコットの香りとナチュラルな甘さは和菓子とも是非楽しみたい美味しさだった。

主催:Cantina del Castello
運営:ソロイタリア
協力:大榮産業(株)

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